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ファクタリング審査における「入金までの日数」とはどんな点を審査するものなのでしょうか?今回はファクタリング審査「入金までの日数」について解説します。
ファクタリング審査「入金までの日数」とは?
ファクタリングというのは、売掛債権を売掛金の入金前に譲渡して資金化する資金調達方法ですから、売掛債権を譲渡した時点から売掛金がファクタリング会社(2社間ファクタリングの場合はファクタリング利用会社)に入金されるまでにタイムラグが発生します。
この「入金までの日数」がファクタリング審査に影響するのです。
入金までの日数というのは
売掛金の入金までの日数が短ければ短いほどファクタリング審査は通りやすい
ということを意味します。
- ファクタリング申し込みから売掛金の入金までの日数
- ファクタリング会社による譲渡金の入金から売掛金の入金までの日数
が目安になります。
なぜ、「入金までの日数」で審査が変わるのか?
理由その1.回収までの日数が少ないほどファクタリング業者の貸し倒れリスクは少なくなる
回収までの日数が60日なのか?
回収までの日数が10日なのか?
によって、売掛先が倒産するリスクというのは変わってきます。
当然、日数が短い方が倒産リスクは小さくなり、ファクタリング業者にとってのリスクも少なくなるからです。
理由その2.回収までの日数が少ないほどファクタリング業者のコスト負担は少なくなる
ファクタリングはローンではないので、お金を貸すサービスではないのですが、ファクタリング業者は銀行などからお金を借りて、ファクタリングの買取資金とします。当然ながら、資金の回収までの人数が少なければ少ないほど、ファクタリング業者の資金調達コストは小さくなるのです。
コストが小さくなるということは、ファクタリングの審査もその分甘くなるということです。
とはいえ「入金までの日数」はコントロールができない
ファクタリングを利用する会社にとってみれば「売掛金入金までの日数」というのはコントロールできるものではありません。
もちろん、60日後の売掛債権のファクタリングで審査に落ちたら、30日後にもう一度別のファクタリング会社に申込んだら審査が通るという形でコントロールすることもできるかもしれませんが。これでは当初の資金需要に間に合わないことになってしまうので、意図的にコントロールする必要はないのです。
ファクタリング審査に対して「入金までの日数」が影響があることを理解しながらも、気にしすぎる必要はないのです。
まとめ
ファクタリング審査では
- ファクタリング申し込みから売掛金の入金までの日数
- ファクタリング会社による譲渡金の入金から売掛金の入金までの日数
が短ければ短いほど、審査に通りやすくなります。