ファクタリング会社を比較するときに重要になるのは「ファクタリング手数料」ですが、「ファクタリング手数料」をウェブサイトの情報だけで比較するのは難しいのです。その理由と対策について解説します。
ファクタリング手数料とは?
ファクタリング手数料はファクタリング会社に支払う一番大きな費用になります。
200万円の売掛債権を売却する場合には
ファクタリング手数料:10%
180万円で買取 → 20万円の損をするがすぐに資金化ができる
ファクタリング手数料:20%
160万円で買取 → 40万円の損をするがすぐに資金化ができる
審査手数料や実費、掛目などを無視して強引に考えるとファクタリング手数料は上記のような違いが出てきます。
ファクタリング手数料は安ければ安いほど、手元に残る金額は大きくなるのです。
ファクタリング手数料が安いファクタリング会社を利用するのが良いのは間違えのないことなのです。
ファクタリング手数料は見積もりをしてみなければわからない!
しかし、ファクタリング手数料は
- 2社間ファクタリングなのか?3社間ファクタリングなのか?
- 売掛先の信用力
- ファクタリング利用者の信用力
- そのファクタリング会社の利用回数
- 買取金額
などによって、大幅に差が出てきてしまうのです。
結果としてファクタリング会社のファクタリング手数料はウェブサイトには
ファクタリングA社
- ファクタリング手数料 1.0%~
ファクタリングB社
- ファクタリング手数料 1.5%~20.0%
ファクタリングC社
- ファクタリング手数料 審査次第です。
というように下限や上限がざっくりとしか書かれていないのです。
下限のファクタリング手数料だけ見て、上記のファクタリングB社よりも、ファクタリングA社の方がファクタリング手数料が安くなるとは限りません。
「~」が付いているのですから、
- ファクタリングA社 10%
- ファクタリングB社 5%
になる可能性もあるのです。
結局、ファクタリング手数料はファクタリング会社が審査をしてみなければ、正確な金額は出てこないのですから、ウェブサイトの情報だけでお得なファクタリング会社を見つける方法はないのです。
ファクタリング手数料の安いファクタリング会社を見つける方法
複数のファクタリング会社に相見積もりを取ることが最善の方法です。
めぼしいファクタリング会社
- A社
- B社
- C社
に相見積もりを取って、一番「高く買取ってくれる=ファクタリング手数料が安い」ファクタリング会社を見つければ良いだけなのです。
基本的にファクタリング会社に売掛債権を買い取ってもらった後は、売掛先が倒産しても、責任はありませんので、大手のファクタリング会社だから安心とか、中小のファクタリング会社だから不安というのはそれほどないのです。
まとめ
「高く買取ってくれる=ファクタリング手数料が安い」ファクタリング会社を探す方法としては、複数のファクタリング会社に相見積もりをするというのがおすすめの方法なのです。
ただし、見積もり会社数が増えれば増えるほど、手間も増え、対応する時間も必要になってくるので、3社ぐらいが最適な相見積もりの社数と言えます。
良さそうと思った3社のファクタリング会社に見積もりを取ることをおすすめします。
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