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ファクタリングサービスに関するよくある質問・疑問について解説します。今回は「ファクタリングは赤字決算でも利用できるのでしょうか?」に対する解説です。
Q.ファクタリングは赤字決算でも利用できるのでしょうか?
A.できます。(※審査に通らないケースもあります。)
銀行融資やビジネスローンの場合は、赤字決算の場合、審査に通ることが非常に難しくなってしまいます。
なぜなら、赤字ということは利益が出ていないことを意味するのですから、銀行やビジネスローン会社にとってみれば「利益が出ていないのにどうやって返済するの?返済の宛てがないでしょ」ということになります。
そのため、赤字決算の場合は「特別損失」「減価償却費分の赤字」など、本来は黒字だけど一時的な要因で赤字決算になった場合を除いて、ほぼ銀行融資やビジネスローンの審査には通らなくなってしまいます。減価償却費は実際はお金が出ていかないので、減価償却費分を除いて赤字かどうかを判断する形になります。
収入のない人にお金を貸さないのと同じ理由なのです。
しかし、ファクタリングの場合は話が違います。
ファクタリングの場合は、ファクタリングを利用する会社が赤字であっても
- 売掛金が入金される1ヶ月~2か月後までファクタリングを利用する会社が倒産しなければ良い
- 売掛先が倒産せずに入金してくれれば良い
のです。
極端な話をすれば、ファクタリングサービスを利用する会社は2ヶ月倒産しない会社であれば良いので、赤字決算であっても、十分に自己資金があれば問題ないのです。
3社間ファクタリングであれば、より「ファクタリングを利用する会社が倒産するかどうか?」の重要性は低くなります。
ファクタリングで重要なのは、どちらかというとファクタリングを利用する会社の経営状況ではなく、売掛金を支払う売掛先の経営状況なのです。売掛先が倒産しなければ良いのです。
そのため、ファクタリングを利用する会社が赤字決算であっても、ファクタリングでは審査通過できる可能性が銀行融資やビジネスローンと比較して高いのです。
まとめ
銀行融資やビジネスローンの場合
- 赤字決算 = 返済の原資がない会社と判断される = 審査落ち
ファクタリングの場合
- 赤字決算 = 入金するのは売掛先だから大きな影響はない = 売掛先の信用力が高ければ審査通過
となります。
ファクタリングは売掛債権を買い取るサービスですので、ファクタリング審査で重要なのは「お金を入金する売掛先」であって、ファクタリングを利用する会社の信用力ではないのです。赤字決算で銀行融資やビジネスローン審査に落ちた会社でも、ファクタリングであれば審査通過の可能性は大いにあるので試しに申込んでみることをおすすめします。